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超私事不定期日記(仮) 2002年11月後半増補

2002/11/30(Sat)

忘年会 in 神戸布引。

朝10時に梅田紀伊国屋書店前の Big Man(そういう名称の巨大スクリーンがある)前集合、だったのだが。左右2箇所にあることを初めて知った。おじいちゃんたちがマイナーな左側のスクリーン前で待ちぼうけしたらしい。メンバーは、おじいちゃん4名、壮年1名、微中年1名(私)、若者3名。天気は曇り、やや肌寒い程度。

JR新神戸駅からロープウェーで布引ハーブ園へ。降りたところが展望レストハウス。ハーブグッズのショップもここにある。着いたとたんいきなり土産物を買わねばならん仕組みにやや困惑したが、出口近くにも土産物売り場があるらしいのでのぞくだけにしておいた。そして日本人の「何にでもお賽銭をあげる」習慣はどうにかしないと、震災被害を受けたエクアドルの復興を祈る像(=写真下)も「右や左の旦那様にお願いをする像」に見えてしまう。つかここには募金箱を置くべきだと思う。

展望レストハウス前の童子像

グラスハウスの温室(=写真下)とスパイス工房を見学したあと、すぐさま屋外の休憩所で昼食に突入。缶ビールがふんだんに用意されているのは予想していたが、部長が実に嬉しそうにリュックから“下町のナポレオン”と魔法瓶を取り出したこと、おじいちゃん持参の「ジャワティ」の中味がバーボンだったことはさすがに想像を超えていた。…くう、美味そうだが飲めない。ターキーのお湯割りに巨大なハエが飛び込んでおおさわぎ。

グラスハウスのエントランスはクリスマス仕様

昼食後はゆっくり園内を見たかったのだが、主目的が「野外で弁当食いながら酒盛り」だった年長組はとっとと次なる宴会場、保養所を目指したいらしい。置いてきぼりをくらいながらもなんとか数枚だけ植物の写真(=写真下)を撮った。初冬でもそこそこ花はある。

フェンネル・フローレンス

そして園の出口近くにある土産物売り場はとてつもなく品数が少ない罠。やぱし土産は上の展望レストハウスで買うのがベストのようだ。いまプリンタと格闘しているはずのDTPエキスパート嬢への土産に、ハーブの石鹸と入浴剤を買う。

神戸近郊の山に特有のかなり急な坂道をとっとこ下って布引の滝へ。いつもは布引ダムが春から秋にかけて滝に水を供給しているのだが、堆積土砂を取り除くために平成17年まで水を抜いているそうだ。よって今なら本来の水量がどれほどのものか実見できる。水量は少ないものの、滝の水によって岩が削られてできた造形がよくわかり興味深い。紅葉は終わりかけながらもまだ観られる。ツワブキが花盛り。自分への土産にどんぐりを拾った。

北野町はブライダル産業と客引きのまちであった。風見鶏の館の前(=写真下)で休憩。…まさに休憩しただけ。おじいちゃんたちはあんまりロマンチックな洋館とかには興味がなかったようだ。ちょっとくたびれたので、宝塚温泉もパスして帰った。保養所組は今夜は神戸牛食いまくりでちょっとうらやましいが、私だって鮨買って帰るんだも。ネタの半分がサーモンなんだも。うらやましい?

風見鶏の館前の楽人像

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神戸布引のまとめ

少し寒かった。


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