:犬気圏 /*inu-kiken*/

超私事不定期日記(仮) 2002年4月

4月13日(土)

HomepageBuilder6.04 でXHTMLを作ってみる。新規ファイルを作り、「xml形式のHTMLファイル」を選んで保存すると、ちゃんとヘッダの前に

<?xml version="1.0" encoding="Shift_JIS"?>

が入った。おおお~ちょっと感動。さすがにDOCTYPE宣言などは入らないのでソースモードで補うと、文法エラー警告が必ず出る。

<html xmlns="http://www.w3.org/1999/xhtml" xml:lang="ja">

この中の「xml:lang=」をご存じないようだ。著名かつほぼ無害な小エラー、「リストの閉じタグを吐かないばかりか無言で消す」はさすがに起きないものの、「imgに必ずborder="0"を吐く」のは変わらんやった…。xhtml どころか 4.01strict でもエラーだってばさ。

タグや属性を小文字にするようオプションで設定できるが、ヘッダ内の記述には効かないので手動で直した。ロボット系のmetaで「noindex,nofollow」とやってしまったが、ここだけは大文字でないといかんのであった。大文字小文字変換ソフトなど使う折には注意せねば。

このサイトのファイル自体は、もともと HTML4.01strict だったので、簡単にXHTML1に持っていけた。HPBで開ける→xml形式HTMLで保存→(この時点でタグや属性に大文字が含まれているなら、オプションで小文字に設定し直した上で「ソース整形」)→DOCTYPE宣言など補いヘッダ内大文字小文字を整え、新たに入れたイメージの「border="0"」削除(複数ファイルの文字列を一括置換するフリーウェアを使用)→aにnameのあるところにはidも追記(ただしアルファベットで始まらなくてはならない)、とこれだけでOK。侮れんなHPB。

4月14日(日)

13日の続き。とか言うてるまにKANZAKIさんちで XHTML1.1 を学んできてとっとと移行してしもうた。嘘 acronym で提供していた読み仮名を、正しくrubyでやるためには1.1にせずばならぬゆえ。しかしrubyてソースが激しく汚れるな…。古事記の解説のほうで使いたいのだが、今から気が遠くなるよ。そして音声ブラウザではどう読み上げられるのやら。

ところで掲示板を変えたので、複数ファイル一括置換ソフトで一気に更新かけたら、370ファイルあったそうだよあはははは。あさって1周年。

4月15日(月)

昼休みにホームページリーダーでrubyとacronymの読み上げを体験しようとしたら、ヘッドフォンが無い。もともとスピーカのないマシンなのでお手上げ。仕方ないので関連情報を検索、九州大学の計算機ソフトウェア研究グループのサイト内で、CSS2勧告邦訳の中に「 音声スタイルシート 」の章発見。アクセシブルな情報サイト「こととね」内の「 IBMホームページ・リーダーのすすめ 」も興味深く読んだ。そうよね今からマウスレスブラウジングとHPRに慣れておけば安心よね…。

4月16日(火)

心の師のひとり、l-_-l氏の方面で例によってCSSをダウンロードして解体していたら、Skip Up Naviで正しいHTML専用の無料Webスペースを貸し出す計画があると書いてあった。ずーと知らなんだのだがこの計画は生存中なのか。そして氏のサイトはどれにブックマークするのがお得なのか!! とりあえず東およびBの絵板を押さえておこう。

4月17日(水)

某方面でお絵描き掲示板を発見、そっと恋心を雄叫んできたさ。Webでお師さんと(勝手に)仰ぐ達人のほとんどが年下であることに改めて愕然としたり。

4月18日(木)

はじめて公式サイトを立ち上げる地方自治体の広報担当さんが、Webにまったく疎いというので、「よそはこんなサイト作ってますよ実例」をプリントアウト(!)して持って行ってあげることになった。こういう雑用は遊撃手たる私の任務である。全国自治体検索 で諸国を行脚して、ずいぶん勉強になった。

ぱっと見がすごくストイック、しかも検索システムにNamazuを入れてるサイトを見つけて、これは論理マークアップに違いない!とソースを見たら物理タグオンリーでひっくり返りそうになった。意味ないじゃん…。本格的にスタイルシートに取り組んでいるところも見つけたのでブックマークしときました。

ウインドウ幅狭くして作業しつつブラウズしてるせいで、傾向が偏っちゃったみたい。

4月19日(金)

昔CSSについて検索していて、CSS使いさんのWebリングを発見したことがあった。思いついて再び訪ねてみると、なくなっていた…。Googleのキャッシュからディレクトリをたどってみたが、親サイト自体が消滅…。ちょっとはマシなCSS書けるようになったら入ろうと思っていたのだが。残念。

4月24日(火)

画廊サイドを大改装した。つうてもCSSだから、主な作業はぽちぽち検証を続けてきたCSSファイルをリンクさせるだけなのだが。以前からどうしても使いたかった、憧れのli{display:block;}をやってみたのだが、これが大失敗だったらしい…。といっても私は“大失敗”を目撃はしていない。3DCGとイラストレーター絵をよくするCSS使いのアサノ様に、リンク報告を差し上げたらば見に来て下さって、IE6でえらいこっちゃになってるのを教えてくだすったのである。CSS使いさんゆえ的確なご教授で、すぐに原因がわかった。なんという有難いことであろうか。

やはりWin版IE5.5も、数あるCSS半端実装ブラウザのひとつに過ぎないのだと痛感。痛感ついでに明け方までかかってMozzila0.9.9+を入れて早速検証した(わらい) 調べたところNN4.xとNN6が共存できるそうなので、これも入れるつもり。勤務先で入れてみて、スムーズなスクロールにも感動したことだし。さてとりあえずはおおさかな手帳のIE5.5の実装に合わせた妙ちくりんな段組を解消せねば。あと、li{display:block;}をリベンジも。

ところでMac版IE5って、スタールシート内のコメントアウトを/*――全角ダッシュでくくる――*/と、そのコメントアウト以下の指定をすべて無視するような気がしたんだけど。ワケワカラン。

4月25日(水)

NN6.2入れて検証開始。p{line-height : 1.3em;}とやって、NN6お得意の文字サイズ200%超にしてみたらば、あらあら行間が広がらないまんま字だけ大きくなっちゃうじゃないのさ。ま、{line-height : 130%;}にすれば大丈夫だったのだが。

月末は広報誌HTML版制作におおわらわ。いっときに集中するので人手とマシン台数がまわりかね。HPBの載ってるマシンがふさがってるので、馴れないノーパソ「でる君」のIEとメモ帳だけで巨大テーブル組んだら、激しい頭痛と腰痛に見舞われてしまった…。

4月26日(木)

某市広報紙のHTML版を、テキストで納品して先方がHTMLに仕上げていたのだが、めんどうになっちゃったのでHTMLで納品してくれという依頼。テキスト整形も相当面倒だったので否やはない。で、現行のサイトを見に行ったら…PDF版とHTML版があるのはよいのだが、なんでnoframes空っぽ不親切フレームに入ってるんだよーん。そんなページに音声読み上げブラウザの方はこちらへ、なんて誘導しちゃいかん。最新版の有料ソフトでないと読めんでないか。左右幅固定のためのテーブル全体囲みだし。広報担当者を小一時間問い詰めたい。

4月29日(月)

NN4.xユーザーさんの中に優遇したい方がいるので、CSSを使ってもできるだけさみしくない表示になるように心がけているのだが、けっこう辛くなってきた。シートを切り刻んで分離してるうちに、わけわからんようになることしばしば。あとMac版IE5も意外と予期しない表示が多いので、できればNN4.x系と同列に扱いたいな。

4月30日(火)

がびーん。知らなんだ…。NN6.2って、ファイル読み込みにかかった時間をウィンドウ左下に表示するの?? コンポーザーってHTMLエディタだったの?

[U]このページの最初へ [I]トップ [P] [N]

ナビゲーション

今月のまとめ

XHTML1.1試用。画廊サイドを大改装。NN6.2導入。サイト運営2年生に進級。


copyright©inugamix 2001-2004 all rights reserved