:犬気圏 /*inu-kiken*/

超私事不定期日記(仮) 2003年1月

2003年1月1日(水曜日)

ベッカム

↓背中がベッカム。

ベッカム(嘘)

いや終わっちゃいかん。初詣のあと、重信川の河川敷に遊びに行ってきた。サラブレッドらしき馬を走らせている人がいてかっこよかったです。写真は、初めて見る生の馬に背中の毛を逆立てつつゴルフボールをくわえたまま悲鳴をあげる実家の犬。

新春恒例

当家ではとろろは男料理なのである。よい習慣だ。北宇和島産のとろろ芋に焼き辛子明太子をブレンドした特製とろろがここ数年のブーム。旨いのなんのってあなた(誰)、禁を破ってご飯を2膳も食べてしまったほどである。

2003年1月2日(木曜日)

オフ会?

オフ会というか同郷人会を催した。中学高校のころの地元紙などへの投稿が縁で知り合ったり知り合ってなかったりした4人が、昨年めでたくネットおよび Google の粋な計らいで連絡を取り合えたもので、帰省を狙いすまして集まってみた次第。子育て四コマ漫画をよくするあこやさんご嬢が諸般の事情により不参加となって残念至極であった。で、集まれたのは、たけし兄さん、ななみなおきさん、私の3人。

いや笑いました。ななみさん、私とおんなじなんだもの。私がショートカットにしたらななみさんだし、ななみさんが髪伸ばしたら私ですわ。ほかいくつかの属性までおんなじで、驚きのあまり人見知りも吹っ飛んで、いつになくよくしゃべって声がかれてしまいますた。人でなし的企業によるプログラマ使い捨て話を、被害者の立場であれほど晴ればれと楽しげに話す御方をほかに存じ上げません。世間の水の冷たさと「人生、なんとかなる」ことを学びましたです。あと、ネズミは肥らせないようにしようと反省した(謎)

たけし兄さんはすこし悩みを抱えているようで、口数が思いのほか少なかったのはそのせいなのかなと不安に思ったりもしたのだが、要するにネズミとかブラウザとかについて語らせたらとどまることを知らぬ私とななみさんの圧倒的口数にたじろいでいたと、そういうことでよろしいか。兄さんの悩みなんてちーとも心配してませんからねーだ。きっといつもの笑顔で、思うとおりの道を選択されるに決まってるので、心配など無用なのだ。うむ。しかし、愚痴メール上等、と申し添えておく。あと、大阪名物あんプリン、1個足りなかったね…ごめん。

2003年1月3日(金曜日)

大阪到着

例によって航空券をおさえるのが遅すぎなので、3日朝の席しか取れなかった。雨のなかそそくさと大阪に戻る。とりあえず動物たちは全員元気。年賀状を出していないかたから数通。新聞屋よそれはどうしても押し込めなかったのかね。

読んだ本

年末から3日にかけての読了本。いわゆる読書をする余力はなかったらしい。未読の本があと2冊もあってうれしい。

  • 森博嗣「森博嗣のミステリィ工作室」(講談社文庫)
  • 山田風太郎「甲賀忍法帖」(角川文庫)
  • 大原利雄「誰も行けない温泉 命からがら」(小学館文庫)
  • 田尾和俊「超麺通団」(西日本出版社)
  • 貞本義行「新世紀エヴァンゲリオン(8)」(角川コミックス・エース)
  • 漆原友紀「蟲師(3)」(講談社アフタヌーンKC)

2003年1月4日(土曜日)

蕁麻疹癖

正月明けにたまに蕁麻疹を発症する。心当たりはあったりなかったり。たまのごちそうに消化器官がついていきかねるのかもしれない。日頃の不摂生が恥ずかしい限りだ。

どうやら気管のほうにも発疹が及んだらしく、呼吸がままならなくて苦しいのなんのって。眠ったら死ぬかもしれんと思った。幸い近所に市立の総合病院があるので、電話を枕元に置いて決死の覚悟で寝てみた。…生きて起きられました。よかったよかった。今日は発疹もかなりおさまってきたし、お節の料理とかはたぶん直接の原因じゃないから、ハハは心配しないように。明日まだ苦しかったら病院に行きます。

…で、大レンブラント展と大神神社、いつ行くんだ。

メモメモ

  • ハーリー社「ハムスターニュートリブロック」、今のところゼブラマウスに大好評な唯一の配合フード
  • (誰にともなく)昨夜は半徹夜につきあわせてしまってごめんなさいごめんなさい。お陰様で生きてます
  • 引きこもってるなら「おおさかな手帳」と読み上げメモぐらい更新しなさい<自分

2003年1月5日(日曜日)

休日病院

あ、そうか。休日救急病院があったのである。市の「くらしの便利帳」とやらを開いてみたら、徒歩5分程度のごく近所に1箇所あった。とてつもなくちゃきちゃきした女医さんに腹と尻を検分されて、蕁麻疹の太鼓判を押されて薬を貰った。その間約15分。…こんなことなら昨日のうちに来りゃよかったよ。

大神参拝

病院に行ったその足で、大神[おおみわ]神社(奈良県桜井市)に行くことにした。1時間40分電車に揺られて、久しぶりにJR桜井線三輪駅に降り立つ。わぁい雪ですよ雪積もってる! 屋台が出て賑わう参道を登っていけば、重要文化財の拝殿の屋根もまっしろ。お賽銭を奮発して、何はさておき健康と、後厄を無事に乗り切れるようにお願いしてきました。

大神神社拝殿

初御籤は今年も大吉。思えばここで大吉以外を引いたことがない。他人は他人 自分は自分と云ふ心で 雄々しく進めば万事吉多し とのことで、心強い限りである。パープル系ピンクのカラーリングがかわいい御守りも買っておいた。撫でると神助を得られるという兎の像を見かけて、そのあまりにあまりな顔つきに思わず撮影。大神鎮座の日が卯の年の卯の日だったことから、毎月卯の日に祭を執り行う由。

そして、1日半のあいだ砂糖入りの紅茶だけで過ごしていた胃を、おなかにやさしい名物三輪そうめんでリハビリするべく、そうめん製造会社「池利」直営の千寿亭へ。ちょっと甘めの出汁で仕立てたにゅうめん、旨くてあったかくて涙出そうになった。生き返りました。しかし冷えた体が温まると、蕁麻疹もうずき始める罠。飲み薬、あんまり効かないみたい。明日社長訓話の途中でもじもじしませんように。

2003年1月6日(月曜日)

ギャレへ

やっとのことで GARE に行ってきた。とにかくあったかい肌着を買うのだ。防寒ウェアに詳しいのり様にご教示いただいた通り、モンベルのアンダーウェア売り場に直行である。お勧めいただいたジオラインに、女性専用のシェイプというシリーズが出ていたので、とりあえずTシャツとランニングシャツとニーロングショーツを選んでみた。あと、どオレンジと紺のコンビのフルジップマウンテントレーナーに一目惚れして、紺のシャミースのプルオーバーとコーディネートして購入。

さっそく着てみた。うわジオラインてホントに肌着だけであったかいや。上にシャミースのプルオーバーをかぶる。うむ、かゆかゆせずにあったかい。で、お気に入りのトレーナーを羽織る←着てみたかっただけ。このぶんならエアコン止めて節電できそうです。しかしアウトドアっぽい行動に出ることはまずないので、折角の高機能衣類が気の毒ではある。

関連記事:のり様@朝顔日記 03年01月08日「ジオラインはなぜ暖かいか」

機会損失

Google などで検索していて、自作のファイルが思いもかけぬキーワードで上位ヒットするとにやりとしてしまうのだが。あらゆるサイトが論理マークアップしてくれたら、ちゃんと役に立つファイルが上位に来るんだろうねと、姿見えぬ検索ロボット君に念押ししたくなる。不思議マークアップの氾濫は、検索エンジンで良質な情報を効率よく得る機会を損失させるものでもあるのだなぁと、今更な話であった。

2003年1月7日(火曜日)

メダパニ

id についてかなり頭が混乱しているみたいだ(今更)。

前科1犯

2日にもやったよなぁ…。過去分の記事に新記事を上書きしてアップしたよなぁ…。今日はね、勤務先で更新したあと、自宅から古いファイルをアップしちゃった。あと、作りかけのファイルもアップしてました。てへ。←今年33歳なんだからかわいくすまながって見せてもほとんど意味がないと知りたまえ。

2003年1月8日(水曜日)

今更雑煮

餅好きのちるくる様に影響されて、もう七草も終わったというのに餅を買ってきた。電子レンジで温めれば、40秒で飯にありつけるのがありがたい。朝食には角餅1個で充分。雑煮用の汁を作っておくとするか。

父母の郷里はともに愛媛県東部で、雑煮の汁はすまし汁、餅は丸餅。しかし具材は片や里芋と大根と人参、片や水菜と鶏だ。私は「すまし汁に水菜と鶏」派のようだ。全国の各ご家庭では、実に多様な雑煮をフツーに食べていて、それぞれその地方では当たり前だったりやっぱり珍しかったり、新年の味として継承されたりされなかったりしていくに違いない。

…とそれとなく誰か(誰)に話題を振ってみたつもり。

参考資料:各家庭の雑煮についての調査 2003年(表)

Phoenix

珍しく早い時刻に降版完了したので、映画「ハリー・ポッターと秘密の部屋」をやっとのことで観てきた。大阪・新今宮のフェスティバルゲートの映画館は、ターミナル駅から徒歩すぐだし、すいてるので人ごみ苦手な私としては足を運びやすい。いや行くたびに偶然映画の日だったりレディスデー(水曜日)だったりして、1000円で入れていただいているから言う訳ではなく。

あ、見出しは校長先生の不死鳥がかわういかったなぁと、それだけなのですが不適切でしたか。

2003年1月9日(木曜日)

ダメージ

イヌガミ はふくろからよみかけの本をとりだした!

本はなかった!

つうこんの いちげき! イヌガミ は587ポイントのダメージを受けた!

[コマンド?]

  1. もときた道を引き返して探す
  2. 別の本を買う
  3. 同じ本を買う
  4. 常に本を複数持ち歩いているから気にしない

…読みかけの本を勤務先のロッカーに忘れたまま電車に乗っちゃってたいそう悔しかったと、そんだけ。今回は4番目の選択肢でした。

2003年1月10日(金曜日)

臆病度S

大切な人に悲しい思いをさせてしまって胸が潰れそうで自主謹慎中なのに、閑古鳥 -> 徒然草経由であなたの結婚適齢期を鑑定します! をやってしまってもうどうしようもない気分。

犬神さんの結婚適齢期は・・・21歳です
今から11年も前に過ぎてしまっています。

分類名 ランク グラフ
恋愛成功率 S 193.4%
恋愛支配率 F 20.5%
恋愛臆病度 S 167%

(中略)

【恋愛成功率】 Sランク
あなたの恋愛成功率は最高レベルです。今までに狙った獲物を逃したことはないんじゃないでしょうか? 恋愛に持ち込むためにあらゆる手段を駆使するあなたは周囲の反感に注意しましょう!
【恋愛支配率】 Fランク
恋愛の主導権は全て相手にあります。いつも相手の顔色をうかがいながら行動していませんか? それは仕方がないことです。あなたの恋愛のスタイルはまず相手から始まるのですから・・・。
【恋愛臆病度】 Sランク
あなたの恋愛に対する臆病さは異常です。ここまで来ると人間不信にもなりかねません。

強調は引用者による。table のマークアップの練習をしたかっただけ、とか言うてみる。

読んだ本

  • 藤沢周平「用心棒日月抄」(新潮文庫)
  • 熊谷達也「漂白の牙」(集英社文庫)
  • 清水義範「開国ニッポン」(集英社文庫)

飯が喉を通らんでも本は読める訳やね。晩飯食べたらあっさり元気になった。単に腹が減って元気がなかっただけだったら、ご心配くださった皆様に申し訳ない。

2003年1月11日(土曜日)

祝御誕生

DAC様、お嬢様の御誕生、おめでとうございます。よいお話を読ませていただき、夜中にひとり涙ぐんだりしました(D-COT diary 2003/1 10(金)11(土))。

私が生まれたとき、両親もこんなふうに喜んでくれたのかな。…人に指摘されるまで、自分が人の親になるときのことにはこれっぽっちも思い至らないあたりが、既に終わっているとも言う。11年前にか。そうなのか。

CSS制作

如月れい様が日記(Leinwand 2003/01/11 (Sat)「1. スタイル」)で そういや皆さん CSS 書く時ってどういう流れで作業されてますか とおたずねなので、お呼びでないかもとおそれながらも簡潔に答えてみる。

「おんなじ」です。

…簡潔すぎ。簡潔すぎるのだが、全くもって 私は見ての通り Fireworks でデザイン案を作って全体のレイアウトや色を把握してから(この時にワンポイントの画像なんかも書き出しておく)実際の CSS を書き始める のだからしょうがないか。こちらは Fireworks3.0(Fireworks3.0でのCSS制作準備・画像)ではありますが。

2003年1月12日(日曜日)

読んだ本

  • 藤沢周平「孤剣 用心棒日月抄」(新潮文庫)

CSS制作2

続き(謎)。スタイルの全体的な方針と必要な画像を Fireworks で支度したあとは、Win版IE6 か Phoenix でプレビューしつつ TeraPad でスタイル書き。UA判別 JavaScript を使う場合は、各ブラウザで表示確認して微調整したシートをそれぞれ用に作成。なるべく枚数を少なくするには「妥協」が肝要。自己嫌悪に陥って完成。UA判別 JavaScript を使わない場合は、なるべく多くのブラウザで自然な見栄えになるよう調整調整調整調整。NN4.x と IE4 には一部スタイル非適用。苦労のわりに大したものにはならないので「あきらめ」が肝心。ストレスを溜めて完成。

2003年1月13日(月曜日)

自己管理

今日は大レンブラント展に行くのだ。ブルブル震えながら洗濯物を干して、珍しくストッキングやらタイトスカートやら履いてめかしこんだところで、歯の根が合わないほど震えがきていることに気づく。…あ、ベランダが寒かったんじゃなくて寒気がしてるのね←自己管理ができないタイプ。

レンブラントはあきらめて、雑煮食って寝ます。ところで1週間分まとめて洗濯したはずの下穿きが、どう見ても14枚はあるのだが、私は尻がふたつあるのかね。

候文演習 1

ワープロのハードディスクに入っている古テキストを救出がてら、ですます調経由でごく手軽に候文を作ってみるテスト。とりあえず「ます」を「候」、「です」を「にて候」に替えてみただけ。いかがでしょうか、と東のほうを向いて誰にともなくお伺いを立ててみる。

ごく簡単な候文の練習(テキストファイル)

それにしても非公開のつもりで書く日記ってものすごいなぁ…。すっかり忘れていた創作メモとか、秘密すぎるあれこれとかを読んで、感心したり赤面したり。今より文章が巧いところも散見できてちょっとショック。

2003年1月14日(火曜日)

損益分岐

昨夜は風邪対策として夕方から寝ていたのだが、症状の改善された気配はなく、ただ腰が痛くなっただけっぽ。あれもこれもあきらめて養生したというのに激しく損した気分。

あ、昨日の候文はまだまだ作りかけの練習物件ということでひとつ。引き続きお師匠様(誰)の指導を仰いでゆくです。つか古い日記が出てきて面白かったので晒したかっただけともいう。てへ。

2003年1月15日(水曜日)

休養宣言

いや明日代休消化するだけで大袈裟な。某区プレゼン用ファイルなんかごにょごにょし始めないように、あらかじめ自分に釘を刺しておく ←そもそも持ち帰るのが間違ってる。

アンテナ

ハハはどうやらネット上に長大な順回路を持っているのだ。興味のあるサイトを朝晩巡回して更新をチェックしている。さとみかんにも捕捉されている某サイトに、えらい数のアクセスログを残してもいるらしい。それならというので、はてなアンテナを借りるように勧めてみた。続く(続くと面白いのでハハよ投げないで頑張ってください。あと Web 上のことを訊くときはケータイにかけてください)。

候文演習 1.01

例の候文風テキストをペトロニウス様が添削してくださいました(韜晦日記 H15-01-14 Re:候文演習 1)。せっかく公開授業にして頂いたのに、添削以前の問題があまりにも多すぎて申し訳なかったです…。先のテキストの添削して頂いた部分を修正しつつ、文語(のようなもの)に書き改めてみる。なるほど、冗談以外の何物でもなかった候文風テキストが、似非候文的になっていくような気が。…しかし私の語彙では文語にならない箇所多数。そうか、昔文語風テキストをでっち上げて喜んだりしていたけれど、あれは最初から文語で書こうとしたから、自分の持ってる語彙の範囲内で書いていたのだなぁ。

そもそもテキスト内容自体も候文にふさ私くないのが判ったので、次は待遇表現のある手紙文を、なんとか正仮名・文語で書いて、「その1」(謎)の手順で変換してみます。あと、候文と文語のテキストを「たくさん読む」が宿題ですね。ペトロニウス先生に深く礼。

2003年1月17日(金曜日)

復活宣言

だから飯が食えるようになっただけで大袈裟だってば。

普段から腹は下り気味なのだが、食ったものをとにかく消化する能力だけはなかなかのものだと自負していたのである。その自慢の腹が今回はいかんかった。やぱし歳なんだろか。後厄だしなぁ。喉もやられて固形物が飲み下せないので、レモンをまる1個搾ったハニーレモンと、野菜ジュースで露命をつなぐていたらく。非常に私らしくなく不本意であったが、休暇を取って19時間眠り続けたらようやっと胃が復活してくれた。食えるようになればこっちのもんである。もう文体まではじけ気味になるぐらいなんである。

先日の蕁麻疹騒ぎから続く絶食気味の生活で、気づけば体重が 5kg も減っていてうれしい。それでも適正体重に届かなくて悲しい。しかし食べずに減った体重はあっという間にリバウンドするに決まっているので、体重が一瞬減ったこと(既に過去形)はそっと忘れよう…。メールや掲示板であたたかい励ましや過激な風邪撃退法をお寄せくださった皆様、ありがとうございました。

2003年1月18日(土曜日)

嗚呼々々

たぶん、HPR などの音声読み上げブラウザを利用すると、絶叫もしくは呻き声が聞こえそうな気がする"ほーむぺーじ"。

…を、たまたまそのへんにあった「眼の助 Version2.1」で聴いてみる。問題の箇所は「ああ、ああ、ああ…」といった感じに、2音ずつ区切り気味に呻きました。…渋めの男声で。臓器提供の本人の意思についてああ(現状通り)、とか言われても。

2003年1月20日(月曜日)

心配無用

どう足掻いても鬱日記しか書けない日は更新しないに限る。とか思うておったのだが、かえって奇特な方にご心配を頂いたりして恐縮するやら東を向いて叩頭するやら。ま、出勤するぐらいだから大したこっちゃないのです。

…ハハから職場に電話がかかってきた。更新がないから何かあったのかと胸騒ぎがしたのだという。反省。…知人からメールが来た。うちの掲示板にも来ないから無事を確かめねばと思ったのだという。激しく反省(つかごぶさたですまん…)。

2003年1月21日(火曜日)

心配無用 2

DTPエキスパート嬢が弔事のため数日休むことになった。お悔み申し上げるとともに、私もがんばるので後のことは心配するな。プレゼンを済ませた後で葬儀に駆けつけるそうだ。心中察するに余りある。ほとんど私の制作物なのに、正社員でない故にピンチヒッターも引き受けられない。来年度、もしも正社員へのシフトを勧められたなら断らないほうがいいだろうか。…いやもう鬱になってる場合でないからな<自分

蜂蜜紅茶

舌が悪いのか、ただの安物のティーバッグの紅茶になんとなく蜂蜜風味を感じる。…美味いからまぁいいけど。

買った本

  • 森博嗣「虚空の逆マトリクス」(講談社ノベルス)
  • 黒岩重吾「斑鳩宮始末記」(文春文庫)
  • 浦沢直樹「20世紀少年(11)」(小学館ビッグコミックス)
  • ウルトラジャンプメガミックス vol.1(集英社)
  • ウルトラジャンプ2月号(集英社)
  • 季刊コミッカーズ冬号(美術出版社)

読んだ本書き忘れ、藤沢周平「凶刃 用心棒日月抄」「刺客 用心棒日月抄」(新潮文庫)、Web Designing 2月号(毎日コミュニケーションズ)。

アンテナ 2

ハハが無事にはてなアンテナを借りられたようだ。めでたい。多趣味な人らしく、さっそくグループを設定している様子。ハハに私信ですが、よかったら CSS でデザインつけますんで、使いたい壁紙とかあったらゆうてください。

2003年1月22日(水曜日)

Sleipnir

なんだかようわからんけども唐突に Sleipnir を入れてみた。ようわからんなりにとりあえず使ってみよう。わーいマウスジェスチャだタブだー(このぐらいのレベル)。

説明能力

顧客が画像素材集 CD-ROM から“携帯電話の待ち受け画像”のシリーズを印刷物に使おうとするので、必要な解像度の違いやらファイル形式やらを説明した。お互い Photoshop を操作しながら20分ばかり話して、ようやっと印刷に耐え得る画像の条件を飲み込んでもらった。

納品した広報紙 HTML + PDF 版を、顧客がとんでもない階層に展開して使用しているのに気づいたので、弊社側の担当者に次回納品でフォローするように頼んだ。えーとフレーム使ってるサイトでのファイルのある階層の見方はね。んで毎月更新するたびにファイルを置く階層が変わると何が起こるかというとね。そんならこうやって PDF と画像だけをフォルダに入れて、 HTML は一つ上の階層にしとけばほら大丈夫じゃん。…ね、わかる?(涙目) ………こちらは30分ばかりかかった。

教師とかインストラクターとか絶対できんと思った。

2003年1月23日(木曜日)

Illustrator

異常に眠いんである。夕飯食いながら碗に顔突っ込みそうになった。ほとんど幼児である。なんか今日変わったことしたっけなぁ。…あ。勤務先であまりにもすることがなく、終日 Illustrator10 の練習なぞしていたのだった。まさかそれでか。それなのか。

早急にお返事したいメール3件と更新しかけのファイル2件放置して、寝る。関係方面の皆々様ごめんなさい。

2003年1月24日(金曜日)

千と千尋

今日も今日とて Illustrator 自習。それにしても本日降版ものが18時ごろからようやっと動き出すとはどういうことよ。あいやいつものことだから慣れているのだが。いつものことなのに、今夜はお客様がやけに恐縮されるのである。「早くお帰りになりたいでしょ、すみません」て、なんで私がメール3件放置中なのをご存じですか。とびびったのだが、単にテレビで放映される「千と千尋の神隠し」を観たいであろうというお心遣いであった。ほろり。劇場で2回見たのでもういいです。

ところで広島方面のお客様は全員流麗な標準語でお話しになるので、本場の広島弁というのを聞いたことがありません。

2003年1月25日(土曜日)

赤ヘル弁

なんだか方言が盛り上がっている(何処で)。ついてはちるくる様が Strict な広島弁を披露してくださいました。うおー燃えるぜ赤ヘル弁(それはやめなさい)。

広島弁はですね、あまり敬語と云うのがない(全然ない訳ではありませんが)ので、敬語を使うと自然と標準語になってしまうんですよ。一部イントネーションが訛ったりはすると思いますが。シャイなんですよ。

そうか。では某広島のお客様から広島弁を聞くには、敬語もへったくれもない仲になればよいのか。ほんだら、F氏、Sさん、わたしらもう仲良しやし方言バリバリでいこまいなー(何処の言葉だ)。

よういち様もネイティブな広島弁をご披露くださいました(長い助走日記 2003年1月25日)。微妙な違いがぶち面白いです。耳で聞けばまた違うのだろうな。ああ方言ってわくわくする。いろんな言葉や表現があるって楽しい。ちょっぴりツッコみたい方は、当サイト掲示板たのしい方言スレッドをお気軽にご利用ください。スレで出た方言の例文、あとでまとめてみようっと。

言葉×3

近頃改めて野嵜健秀様のリソースを再読してゐる。健かで潔く、しかも靭やかだ。

2003年1月26日(日曜日)

体重維持

おそるおそる体重計に乗ってみた。おお、5キロ減を維持しているではないか。これはぜひ春の健康診断まで維持して記録に残さねば。うれちいのでこないだまで入らなかったミニスカートなぞ穿いてみる。「明らかに法に触れる」感じだったフトモモが、「重大なマナー違反」ぐらいに改善されているような気がしないでもない。…その姿でお出かけする勇気はありませなんだが。

それにしても、膝から下は太いといっても常人並みで、おまけに足が小さいものだから、私の足の太さは往々にして軽く見積もられがちだ。膝から上と下でどのぐらいのギャップがあるかというと、詐欺だと罵られるぐらいである。

まとめた

日記から派生したちょっとした「まとめ」を置くページに、とりあえず雑煮調査表方言調査表を作成。追加・訂正のある方はお知らせくださったり放置したりしてください。

2003年1月27日(月曜日)

饒速日命

ペトロニウス様、饒速日関連記事のまとめ(韜晦日記 H15-01-26 記紀に記載の饒速日)、お疲れ様でした。関連の神社を一覧にまとめてみようかと思いつつ、膨大さと煩雑さに頓挫中です…。ま、そのうちぼちぼちと。

饒速日周辺は、記紀の中でも特に政権やら有力氏族やらの思惑が濃厚に影を落としているような気がします。恐らく彼らにとって微妙且つ重大な問題を孕んだ題材なのでしょう。以下、ちょっと調べてわかったごく簡単なこといくつか。

饒速日の妻“三炊屋媛”について、岩波古典文学大系『日本書紀 上』白文には割注で 亦名長脛媛、亦名鳥見屋媛 とあります。註13によると 旧事記、天孫本記に御炊屋姫、古事記に登美夜毘売とある とのこと。素直に読めば、同一人物でしょう。

『日本書紀』にはもう1箇所、饒速日がちらりと出てきます。神武天皇条の最初、東征出立のあたり(講談社学術文庫『全現代語訳 日本書紀』ではP90~91)。

年四十五歳に及びて、諸の兄及び子等に謂りて曰はく、「(中略)天祖の降跡りましてより以逮、今に一百七十九萬二千四百七十餘歳。而るを、遼くはるかなる地、猶未だ王澤に霑はず。遂に邑に君有り、村に長ありて、各自さかひを分ちて、用て相凌ぎきしろはしむ。抑又、塩土老翁に聞きき。曰ひしく、『東の方に美き地有り。青山四周れり。其の中に亦、天磐船に乗りて飛び降る者有り』といひき。余謂ふに、彼の地は、必ず以て天業を恢弘べて、天下に光宅るに足りぬべし。蓋し六合の中心か。厥の飛び降るといふ者は、是饒速日と謂ふか。何ぞ就きて都つくらざらむ」とのたまふ。諸々の皇子對へて曰さく、「理實灼然たり。我も恆に以て念としつ。早に行ひたまへ」とまうす。

『古事記』の饒速日は「天つ神の御子が降臨したと聞いたので、追って天降ってきた」と自ら言いますが、『日本書紀』では、饒速日は「(神武よりも先に)東の国に天磐船で飛び下った者」として登場します。なんでしょうね、これ。

しかし私なんぞよりも物部氏専門家のMunyu様にご登場頂かねば始まりませんな。あと久しぶりに記紀系書籍引っ張り出すと、函がきつくて往生しますな(不勉強気味)。

2003年1月28日(火曜日)

元素占い

乗り遅れ気味だが元素占いをやってみる。

あなたは 原子番号2 元素記号He 元素名ヘリウム Helium

燃えやすさ
見た目がとてもクールなので、本当は情熱的でも表に出ないため誤解されることもあります。
行動
何でも積極的な行動派ですが、軽はずみな行動には注意しましょう
影響
人から影響を受けることもありますが、自分の考えはしっかりもっています。
人間関係
たとえ一人でいても寂しくありません。精神的にとても強い人です。
存在
世の中のいろいろなところで活躍している多彩な能力を持つ存在です。
集団行動では
リーダー的存在の人に任せて、裏方にまわり皆を支えます。
他人との接し方
良心を持っていて、時々やさしいと褒められます。
あなたのラッキーカラーは
ブラック
あなたと相性のいい異性は [元素記号 ( 元素名, 原子番号 )]
La ( ランタン, 57 ) Sm ( サマリウム, 62 ) Os ( オスミウム, 76 ) N ( 窒素, 7 ) U ( ウラン, 92 )

ヘリウムってめっちゃ燃えやすそうなんですけど。あと(他のものと間違えたらしい…恥死)軽そうなんですけど。それにしても大抵の占いで共通して出てくる結果には、自分でもそうと自覚している事柄が多い。…しかしいい人みたいに見えるね、この書きよう。作者はなかなか思いやりがあると思った。

コンテスト

アクセシビリティ実証実験サイト「みんなのウェブ」から、アクセシブルサイト・コンテストのお知らせをもらった。

書壁征服

不覚だった。来月の家賃と生活費を持って淳久堂書店(大阪・難波)に行ってしまうとは。自宅の本棚も押し入れも、本の雪崩で死者約1名が出そうなありさまだというのに。せめて台所に積んである本だけでも古本屋に持っていかねば、好きなだけ本を買ってはいられない。買い物籠を持ったら終わりだと思ったので、片手で持てるぶんだけ、文庫だけと自分に言い聞かせつつ買い回って後述の収穫。

  • バリー・ヒューガート「鳥姫伝」「霊玉伝」(ハヤカワ文庫)
  • 藤木稟「陰陽師 鬼一法眼」(1)(光文社文庫)
  • シェンキェーヴィチ「クオ・ワディス」全3巻(岩波文庫)
  • カフカ短編集(岩波文庫)
  • カフカ寓話集(岩波文庫)
  • 荒川弘「鋼の錬金術師」(ガンガンコミックス)

…もう1冊買おうとしたら、片手じゃ無理だった。手ぇちっちゃいよ、ちぇ。

ところで私の最も愛する書店は、まさにその淳久堂書店(特に学生の頃通っていた京都四条店)である。圧倒的な本の壁の高さに、幸福感でほとんどぼうっとしてしまう。ここで働きたい。ていうか住みたい。…駄目ですか。そうですね。くやしいので意味もなくハシゴによじ登って本の壁を征服し、達成感に熱いタメイキをついてきてやった。

2003年1月29日(水曜日)

かじかむ

今日は大阪も実に冷え込みが厳しい。小さいオイルヒーターを鼠と小鳥に明け渡してやった。机のあたりはかなり寒い。手がかじかんで仕事にならない罠。もう柚子湯にでも入って寝るとするか。

2003年1月30日(木曜日)

醤油の蓋

あなたは卓上醤油差しに醤油を入れようとしています。醤油差しの蓋の色は自由に選べます。何色の蓋の醤油差しに醤油を入れますか?

心理テストでもなんでもなく、私は「醤油といえば赤い蓋」派、勤務先の食堂は「ソースといえば赤い蓋」派なので、たまにうっかりするというだけなのですが。ちゃんと中身をシールに書いて貼ってあるんですけどもね。ウスターソースをかけた大根おろしで食べると、さすがに大好物の鮭も旨くなかったです…。いや大根おろしをどけておいしく完食しましたが。

2003年1月31日(金曜日)

e-血栓症

PCの長時間利用で“エコノミークラス症候群”?(ZDNN:ニュース速報)

そういえば長時間 PC 仕事してると足がしびれて冷たくなることがあるけど、関係あるのかな。とりあえず気をつけよう。

気をつけ方はこれと一緒でいいんだろうか → 特集:「エコノミークラス症候群」その手軽な予防法(日本経済新聞社 NIKKEI NET)

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