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超私事不定期日記(仮) 2003年11月

2003年11月1日(土曜日)

若者言葉

私どもが若者だった頃の妙な言い回しを思い出したのでメモ。とりあえず、やや昔も若者の日本語は乱れていたとかそれらしいことを述べておこう…。つかアホの子だったかもしれん、わしら。

うきうきする
イライラすること。「うき」はおさるが怒ったときに上げる声「ウキー」に同じ
おもくるしい
面白くて苦しくなるほど大笑いすること

2003年11月4日(火曜日)

雨あがる

連休中は、某掲示板のスキン作りとか既存ページのマークアップ修正作業の続き(はかどらない)とか鯖探しとかねずみたちのケージの丸洗いとか雨のさなかに洗濯とか。

で、今朝起きたら作業服(ナイースな新素材のやつ)が乾いていなくて、代替スタイル(イケてないほうの作業服)を持参するのも忘れて出社。妙齢のディレクタに事務系女子制服の紺カーディガンなぞ借りて、なんだかおーえるさんみたいないちにちなのだった。

2003年11月6日(木曜日)

たまにはHomepageBuilder

某市市勢要覧Web版を今日納品。最期にもっかいリンク切れチェックでもしておくべと思ったら、リンク切れチェッカが見当たらない。まあほーむぺーじびるだーでいいかと、仮想サイトを作成(メニューバーの[サイト]-[サイトの新規作成]のとこ)して、リンク切れをチェック。おや、何で「未使用ファイル」があるんだろ。

……2枚も写真載せ忘れてますー!!! あわあわ。

数人で何度もチェックした筈なのに…危ないところをびるだーくんに助けられたのだった。

また謎スタイルを書いてしまった

自宅のWindowsMe+IE6.0で特に支障なく表示できるスタイルが、勤務先のWindows98+IE6.0で一部の文字が表示されない症状が再発。同じく勤務先のWindows98+IE5.5や、WindowsMe+IE5.5では大丈夫。こんなことってあるのかなあ。もっさりめなデザインをどうにかするためにも書き直したっていいような気がするのだが、なんだかくやしい気もする。もやもや。

あと、hnの次にくる最初のpの内容がダブって表示される謎スタイルもどうにかしなくちゃなのだった。どんどんスタイル書きが下手っぴになっていくような。うう。

2003年11月9日(日曜日)

パン屑ナビのための画像

Tripodの無料Webスペースサービスがiswebと統合して、来月から申し訳ないけどもあまり好きではないisweb式の広告が入り始める予定。で、「Web系メモ」を今月中にどこぞに移転するために準備している。マークアップの見直しに伴って、今回初めてパン屑ナビらしきものをつけてみた。今までサイト内ナビゲーションといえば“主要コンテンツへのショートカットのリスト”一本槍だったのだが、「パン屑ナビはパラグラフかも」(そふぃあさん Personnel)を読んだときに、こういうパン屑ナビならと激しく納得した故。区切りのための画像について透過処理をしてしまうとCSSの変更などに制約を加える事に、という指摘にも大いに首肯した。私はよくハイコントラスト(背景暗色、テキスト明色)の代替スタイルと印刷用スタイル(背景白、文字黒)をつけるから、自分が今すぐ困る。

で、背景透過でなくてしかも見栄えよく使える画像を作ろうとがんばってはみたのだが、うまくいかにゃい…。画像自体はそれなり(実にそれなり)のを作れるような気がするのだが、ページに乗せてみるとがっくりするほどカコワルかったり、代替スタイルやスタイルオフ時に馴染まなかったり。やぱしシンプルな矢印のようなものを背景透過で使いたいなあ。で、一計を案じて、白と黒のドットで図形を書いて、背景を透過にしてみた。ブツはこれ→区切りの画像の案1とか区切りの画像の案2とか区切りの画像の案3とか区切りの画像の案4とか。たいていの背景色で右向きっぽい図形が見えるのではないだろか。とりあえず自分が今すぐ困ることについてはこれで解決かなあ。

あとはあれだ、「このページの最初に戻る」リンクってどうなんだろう問題とか、アクセスキーとタブインデックスがかえって邪魔になってないだろうか問題とかについて足りない頭で悩みつつ、移転を控えているいくつかのサイトのマークアップの見直しと修正をしているのだが、さんぽすすんでよんぽさがる状態。←下がりっぱなしかよ!

2003年11月15日(土曜日)

Web系メモの移転先確保

で、既報気味なのですが「Web系メモ」の移転先を後述のとおりに確保しました。また、なぜか日記に付属していた、自治体サイトリンク集やら音声ブラウザ関係のメモなども、そちらに移しました。

旧Tripod→isweb版Web系メモ(http://inugamix.at.infoseek.co.jp/)
移動先:Web系メモ
旧 リンク集(link.html)
移動先:Web系メモ
旧 ナイスな地方自治体・公共団体サイトリンク集(link_local.html)
移動先1:Web系メモ - CSSな公共・商用サイトのリンク集
移動先2:Web系メモ - ナイスデザインな地方自治体サイトリンク集
旧 音声ブラウザ メモのメモ(memo.html)
移動先:Web系メモ - 音声ブラウザ メモのメモ
旧 ホームページ・リーダー v3.01 の読み上げメモ(hpr_memo.html)
移動先:Web系メモ - ホームページ・リーダー v3.01 の読み上げメモ
旧 プレインストール版 眼の助 Version2.1 の読み上げメモ(memo_gannosuke.html)
移動先:Web系メモ - プレインストール版 眼の助 Version2.1 の読み上げメモ
旧 読み上げテスト用ファイル(memo_test.html)
移動先:Web系メモ - 読み上げテスト用ファイル

そして折角作ったパン屑ナビのための画像は、結局 CSS で背景画像として使ったのであんまし意味ナッシングなのだった。

2003年11月16日(日曜日)

xml+xsltの実用に取りかかった

どうせサイトをリニューアルするなら、この機会にサイト内容をxmlで記述してローカルでxsltかましてhtmlを生成して少しでも楽しちゃろう計画(長い)に、やっとのことで実際に手をつけた。とりあえず練習用にと、ファイル数の少ないサイトを選んで、eXtyleで変換しつつ方針を固めたところ。練習だからと油断して、名前空間を放置したまま自前要素とxhtmlの要素をチャンポンにして作業していたら、xsl:copy-of で書き出した部分の要素に中身がカラの名前空間宣言が書き出される罠にかかって数時間煩悶。作業途上で名前空間が整ううちにいつの間にやら解消していたのだが、実際何がどうなっていてなぜ解決したのかいまだにわからず、情況を説明することすらできないのだった。ここは役立たずなインターネットですね。

道はまだまだ遠そうだが、今まで面倒でやっていなかったあれこれが楽々と実現できたのに味をしめてやる気が出てきた。やらなきゃわからんのは当然だし、やってもわからんならそれはそれで、身の程を知ることができて謙虚な人格を養えるのではないかと。

2003年11月19日(水曜日)

高いアピールをするらしい

のりさんが、私もいつも勝手にお世話になっているSEO 検索エンジン最適化の住太陽氏のセミナーを受講してきたそうだ。いいなあ。

タイトル要素の内容とh1要素の内容と、他のページからそのページへのリンクアンカーの文字列を同じものにするというのが、検索エンジンに対して最も高いアピールをするらしいです。

「面倒なんでコピペした」とか「同じにしとくと一括置換で変更できて便利」とかいう理由でそうしていても、検索エンジンに高くアッピールしてくれるなんて素敵なことね。titleとh1に入れるテキストはいつも悩ましいものだけども、仕事上のアレとか下心があるときはtitle=h1=リンクアンカーを思い出そうっと。

金持ち

あちこち経由で金持ち頭脳にてお金持ち適正を占われてみた。タイプ:お母さん型だったりお金持ち資質は、日本人口1億2千7百万人のうち第6731万2692位だったりするのはまあおいとくとしても。

inugamixさんのお金持ちピーク予想は2041年です。ピークといっても至って普通ですが…

普通って言われちった。てへ(照)。

2003年11月21日(金曜日)

最近読んだ本(11月21日頃)

買った本を買った日にメモしておくと、自分があれこれ思い出すのに便利ではあるのだが、やぱし読み終わってからでないとコメントのひとことも書けないなと。なので「買った本」でなくて「読んだ本」にしてみる。

白い兎が逃げる
有栖川有栖 光文社カッパ・ノベルス

アリス&火村のシリーズ。中編4作収録。表題作のタイトルに“兎”がいるが、耳の長い兎たんは死体発見現場の風景としてしか出てこないので念(何)のため。大きくイメージの隔たるふたつのダイイングメッセージが登場する「比類のない神々しいような瞬間」がお気に入り。新刊が出ているのを知らずに書店に行って、偶然見つけて得した気分も楽しめた。ラッキ。

日本語の年輪
大野晋 新潮文庫

古本部門で購入。テーマごとに言葉の語源をコンパクトにまとめた章と、日本語の歴史について概観する章からなる。無意識に使い分けている類義語のそもそもの素性の違いを知って合点したり、語が時につれめまぐるしく意味を変えるさまに口をあんぐり開けたり。読んだら誰かにあげようと思っていたのだが、これはまた読み返したくなりそう。ちょっぴり残った上代文学魂のふるさとというか。

近隣イントネーションギャップ

南海電車で。20代前半と見えるお嬢さん3人が、盛んにお互いの言葉のイントネーションの“おかしさ”についてツッコみあい、自分の発音こそ正しいのだと主張しあっている。一人は尼崎、もう一人は大阪市内にお住まいらしい。最後の一人は不詳だが語彙は明らかに関西弁である。

「刺身て言うてみ」「刺身」「ちゃうで、刺身やって!」「刺身ゆうてるやんか」「イケてないわサイアクー。聞いた、刺身やて」「あんたのも変やん、刺身やで」「刺身…。いややわなんか変なんうつってきてしもた」

…わからん…。四国と関西と関東で暮らし、標準語と讃岐弁と大阪弁をちゃんぽんにしてしゃべって平然としている私には、高度すぎる議論であった。

2003年11月27日(木曜日)

最近読んだ本(11月27日頃)

連休中に古本屋を回って、買いそびれ、読みそびれていた本を調達してきた。

星を継ぐもの
J.P.ホーガン 創元推理文庫

読んでなかったんだ…。これで、薄々そうではないかなと思っていたいくつかのオマージュやパロディを理解可能に。

文学部只野教授
筒井康隆 岩波書店同時代ライブラリー

読んでなかったんだなあ…。本棚に置くとしたら「パプリカ」の隣。

異形コレクション 悪魔の発明―23人のマッド・サイエンティスト
井上雅彦監修 廣済堂文庫

挿絵が韮沢靖だというのに買いそびれていた。この書き下ろしホラー短編のアンソロジーのシリーズは、ふだん馴染みのない作家や読まず嫌いをしていた作家の作品を読めるので、新たなお気に入り作家を探すのに重宝ではないかと思っている。テーマにもよるけども。

そういえば、マッドサイエンティストをテーマにした海外SFのアンソロジーに好きなのがあったなあ。イニードという名前の謎の“科学者”と少女の話が特に印象に残っている。本棚に見当たらないところをみると、実家にあるのかしらん。たぶん創元SF文庫「マッド・サイエンティスト」(ISBN:4488672019)なのでメモメモ。

それにしても本棚を整理したい。整理するには、まず台所のダンボール4箱分+さらに本棚周辺積み上げ分を処分せねばならない。マヂでマヂで。

のんびりまったり

生活上はいろいろあるし仕事上はなんにもなさすぎだし人生先行きはなはだ不透明ながら、本読んだり早寝したり既存コンテンツをもりもりXML化したり好きなだけborderだらけのスタイル書いたりと、のんびりまったりな今日この頃。

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