超私事不定期日記(仮) 2003年7月
2003年7月1日(火曜日)
たのしいおかいもの
仕事が早く終わった同僚らは、こぞってバーゲンに繰り出していった。私は気が向いたので梅田に出てみた。どうせ本屋と電器店にしか行かない。どれに行こうかな、というだけのことである。
まずは久しぶりの旭屋書店。おがきちか「エビアン・ワンダー」2巻はここにもない。amazon でも扱っていないし、やぱし掲載誌休刊とかが響いてるのかな。
- 日本語と私
- 大野晋 新潮文庫 ISBN:4101036047
- ストレイト・ジャケット5 ヨワムシのヤイバ ~The edge~
- 榊一郎 富士見ファンタジア文庫 ISBN:4829114916
- 老いたる霊長類の星への賛歌
- ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア ハヤカワSF文庫 ISBN:4150108269
- 祈りの海
- グレッグ・イーガン ハヤカワSF文庫 ISBN:4150113378
- 十二国記 風の海 迷宮の岸(上・下)
- 小野不由美 講談社X文庫 ISBN:4062551144 ISBN:4062551209
- 十二国記 東の
海神 西の滄海 - 小野不由美 講談社X文庫 ISBN:4062551683
- 十二国記 風の万里 黎明の空(上・下)
- 小野不由美 講談社X文庫 ISBN:4062551756 ISBN:4062551780
- 十二国記
図南 の翼 - 小野不由美 講談社X文庫 ISBN:4062552299
- 十二国記 黄昏の岸 暁の
天 (上・下) - 小野不由美 講談社X文庫 ISBN:4062555468 ISBN:4062555506
- 十二国記
華胥 の幽夢 - 小野不由美 講談社X文庫 ISBN:4062555735
- 20世紀少年(13)
- 浦沢直樹 ビッグコミックス ISBN:4091866336
腕がもげそうな紙袋下げてソフマップへ。どーんと FireworksMX 購入。いやちーともどーんとしてないけど、ここ1年ほどで買ったどの服よりも高いぞ。←自慢にも謙遜にもならない…
2003年7月2日(水曜日)
やっぱり EdMax で
ダイタさん サル並日記 経由で「EdMax, WeMail32など複数のWindowsメーラにセキュリティホール 」(スラッシュドット ジャパン)を読んで、EdMaxフリー版(Edcom Home Page)を V2.85.4F にバージョンアップ。フリーなのにありがたいことです。今はマクロとかなんにも入れず、特にカスタマイズもせずに使ってるんだけども、この機会にいろいろしてみようかな。
2003年7月3日(木曜日)
らくらくウェブ散策、発売
この春ごろだったか、自治体サイトで採用されているのが話題になった「らくらくウェブ散策」が、一般向けに発売された。PC 初心者や高齢者、視力の低い人でもサイトを快適に閲覧できるようにするインターネット閲覧支援ソフトウェア、だそうだ。サーバインストール型のウェブサービスで、閲覧者は初回利用時に8MBほどのソフトをダウンロードする。私は自宅の接続環境がダイヤルアップにつき試していない。
- らくらくウェブ散策(日本IBM)
- 日本 IBM、文字拡大と音声でバリアフリーブラウザ補助ツール(Japan internet com)
- あのー( ̄△ ̄;さん グランド・ウェブ! ファンキー 井戸端会議 2003年07月03日「バリアフリーのソリューション」
- 関心空間でのらくらくウェブ散策への森田雄さんのコメント
一瞬、職人職なしかとくらりときたが、森田雄さんのコメントのとおり、らくらくウェブ散策をサイトに導入してもサイト自体がアクセシブルにできてなきゃ意味ナッシングなはず。いつかこのサービスを導入するサイトを手がける日のためにも、弊社は地道にユニバーサルデザインに取り組んでいこう。…え。そんな大規模っぽいサイトが弊社ごときに発注される訳ないですか。そうですか…。
そしてこういったソフトウェアはいったいいかほどの価格なのだろか。昨日ディレクタが PDF 書き出しソフトの説明会とやらに招待されたのだが、実はサーバウェアでお値段は200万円ほどしたそうだ。Adobe製品の価格にぶうぶうゆうてる部署には縁のない、雲の上のおはなしなのだった。
2003年7月4日(金曜日)
ユニバーサルデザインとバリアフリー
最近、上司に“ユニバーサルデザインとバリアフリーの違い”について訊かれたり、社内書類の Web アクセシビリティ関連の記述を僭越にも監修したりして、両者の違いは一般的にはあまり意識されていないかもと思った。私はよく「利用者にとって障壁(バリア)となるものを除去したり補助手段を追加したりするのがバリアフリー、はじめから誰にでも使えるように設計しておくのがユニバーサルデザイン」という言い方をする。合ってるかどうか知らんけど(駄目)。私なんぞが定義をくだくだしく述べて誤解されてもアレなので、うまく説明してあるページがないかと検索してみた。
- ユニバーサルデザイン:はじめに(バリアフリーデザインとの違い)(東芝のデザイン)
- 身近なユニバーサルデザインとバリアフリーデザインの例を複数挙げて、具体的に平易に説明してある。まずはここを見るべし、かな。
- UDって何? / チャレンジしてみよう!UDクイズ(埼玉県ユニバーサルデザイン)
- なんとなく違いが分かったかどうかをクイズで確認してみたり。
おめでとうございます!あなたはUD博士です!!
て認定証もらえるまで、ムキになってチャレンジしてもらえれば思う壺かと。 - ユニバーサルデザインとは?(ユニバーサルデザイン)
- 理念とか周辺事情とかをもう少しつっこんで読んでみるのによさそうなページ。季刊誌「ユニバーサルデザイン」の記事をもとにしてあるそうだ。
- ユニバーサルデザイン入門 -- 人にやさしいITのために(BizTechイノベーター)
- さらに、ユニバーサルデザインとバリアフリーに深く関わる人物が著者の連載記事まで追いかければ、真のユニバーサルデザイン博士。とかおだててフィニッシュ。
…と周遊コースにしてみた。どうですかうえぴょん部長(誰)、わかりましたか。
「埼玉県ユニバーサルデザイン」について余談。自治体のサイトにこのようなコンテンツがあるのはとてもいいことだと思う。ユニバーサルデザインやバリアフリーの専門サイトもいいが、その言葉を知らない人、今興味のない人は、検索してたどり着き読むに至ることは少ないかもしれない。自治体サイト内のコンテンツなら、何か調べものに来た人がひょいと見たりすることもあるんじゃないだろか。
「ユニバーサルデザイン入門 -- 人にやさしいITのために」について余談。記事内容を受けてページのアクセス性を改善する措置が加えられたらしい(画面で見やすいページ、印刷して見やすいページを意識した
「プリントページ」を用意。横幅固定のための table をどけてくれたらもっといいのになぁ)。時間と費用(とスキル)の限界の中で、今できる改善策をすぐさま行うことだって大事だ。バリアフリー的措置でもいい。ぶっちゃけ、ユニバーサルデザインだろうがバリアフリーだろうが、ともかく幸せになれる人が一人でも増える方向を目指せばそれでいいんじゃないだろか。“幸せになれる人”に、障碍のあるなしに関係なくすべての利用者が含まれるといいし、さらに発注者と制作者が含まれればなおいいと思う。
2003年7月5日(土曜日)
甘いものと果物と
ほぼ一年じゅうダイエット中だ。甘いもの、スナック菓子類を自主規制している。しかしたいへん弱いものがあるのだ。甘いもの + フレッシュフルーツ。これ。ダノンのフルーツヨーグルトとか。果物どっさりのショートケーキとか。九州名物白くまアイスとか(あ、小豆も好きだ…)。昨日買ってしまったのですよ白くまアイス。食べるなら美味しく食べなきゃ損なのに、食べたあとで「やっちまった…」て気分になるですよ。うう。
…運動もしようっと。
ナイス Web 制作会社サイト
大阪の Web 制作会社の、xhtml で非テーブルレイアウトで CSS で link 要素山盛りなサイト。制作技術については「プロだから当然」とばかりに多くは語らず、デザインを押し出す姿勢がカコイイ。制作実績にそういう仕様のサイトは見当たらず、勝手にがっかりしたりした。
2003年7月6日(日曜日)
Fireworks MX 使い始め
自宅の Win 版 Fireworks を ver.3 から MX(6.0) にバージョンアップした。昨日あたりから本格的に使い始め。環境の具合か、ver.3 はブラウザ(特に IE)と同時に使ったり長時間起動していたりすると高確率で落ちていたのだが、MX はわりと平気みたい。とりあえず勤務先の Web 制作部門のコンテンツ(自主制作)のスタイルのラフやら素材やら作成、今のところ快適至極。それにしてもモニタは大きければ大きいほど使い易いかもだなぁ。
2003年7月8日(火曜日)
スーパーにて
近所のスーパーで驚いたこと。魚屋で生きた金魚を売っていた。2匹200円。食べるため、じゃないと思う。…たぶん。
スタイルが没(嬉)
勤務先の Web 制作部門の PR サイトを作りたいなぁ、とディレクタに提案中。で、暇を見て作ることになりそうなのだが、渾身のサイバーでクール(誇大表現)なスタイルは没になりそう。やたー!
え。だって自分のサイトで使えるじゃん! 休暇中に作ったし素材写真も自前ソフトのだからおけーなのです。
文書のメタデータ?
5日に紹介した“ナイス Web 制作会社サイト”がいきなり工事中になった。非テーブルレイアウトな xhtml + CSS なところが気に入っていたので、代替手段ナシの Flash オンリーなサイトにリニューアルされたりすると凹む。ま、部外者の勝手な呟きですが。
名残惜しくてごそごそしているうちに、何やら RDF ファイルを発見。神崎さんとこで解説されてる「Dublin Core(ダブリン・コア):書誌情報メタデータの共通語彙」(The Web KANZAKI)なんだろか。Dublin Core は、ウェブや文書の作者、タイトル、作成日といった書誌情報をメタデータとして記述するためのボキャブラリ
だそうだ。
2003年7月13日(日曜日)
ご当地の踏み絵
あちこち経由でご当地チェックをやってみる。愛媛で生まれ神戸と千葉と愛媛と香川で育ち京都で学び大阪で働いているので、いくつか試してみた。…大阪のをほとんど答えられない。10年ばかり住んでいて、しかも現住所なのに。どういうことだ。高校の2年半ほどを過ごした香川のならけっこう答えることができた。なんかインパクト強いのよね、香川って。
- 讃岐うどんが最大の自慢だ。
- 最近のブームに現住地でもないのに鼻高々
- 1日1食はうどんを食べる。
- 住んでいた当時は2日に1度はうどんだった。高校の学食のうどんも安旨なのだ
- うどん通だという自負がある。
- 負ける
- セシールは、郷土が誇る企業だが、社長のネクタイの趣味には疑問がある。
- 女性用下着のデザインも専断する社長おそるべし
- 弘法大師を尊敬している。
- 日本全国いろんなところに行っててすごいなぁ
- レオマ・ワールドがなくなったことはかなり悲しい。
- あのインドちうかチベットちうかようわからん仏教テーマパーク状の施設と、ミーアキャットのいた小さな動物公園が惜しい
- お遍路さんに声をかけられたことがある。
- ない
- オリーブスタジアムは岡山県のマスカットスタジアムのパクリだと思うが認めたくない。
- どっちも知らない。単にフツーなネーミングだけども、デザインも似てるの?
- 喫茶店にもメニューにうどんがあるのは常識だと思っている。
- 他県では非常識であるが香川では少ししか珍しくないのは常識だ
- 雑煮に餡餅を入れるのは常識だ。
- 他県では(略)
- 四国の水瓶である高知の“早明浦ダム”から水をもらっているので、高知県民には頭があがらないが、徳島県民は嫌いだ。
- 県民の皆さんとは関係ないなぁ
- 牛鬼はまだ生きているのではないかと恐れている。
- 牛鬼てなんだっけ
- 四国の中心都市は高松市だと信じたいが、松山市の存在が気にかかる。
- ビジネスの中心は高松、その他いくつかの中心は松山(歴史とかテレビ局とか)。農漁業の中心は高知、渦潮の中心は徳島(違)
- スーパーといえば「マルナカ」だ。当然、♪マルナカ~マルナカ~仲間っかっな~♪のCMソングが歌える。
- これは歌えない(ほかのなら歌えるのか)
- 風呂は入るものではなく「いる」ものだ。水はこぼれるものではなく「まける」もの。また、お腹はいっぱいになるのではなく「おきる」ものである。
- なぜか「まける」といえば「弁当の汁」、しかも「まけまけ」と思ってしまう。何かのトラウマだろうか(謎)
- CDショップといえば「デューク」か「たまる」である。
- たまるは知らないなぁ
- 愛読書は「笑いの文化人講座」だ。
- 投稿してこそ香川人。入賞したら通。
- 四国の他の3県よりも同じテレビが流れている岡山県のほうが親しみを感じる。
- そうでもない
- 観光客のように金刀比羅宮の階段を上がるなんて考えられない。
- 上がったよ。奥宮まで、サッカーチームの名ストライカーとともに(疲)
- なにが恐ろしいかといえば、冷房が停止する夏の給水制限だ。
- 幸い、私が住んでる間にはなかった
- 東京にできたはなまるうどんは讃岐うどんと認めない。
- 食べてから決めるべし
- ウッチャンナンチャンのナンちゃんと松本明子が自慢。最近、木内晶子も応援している
- すんばらしいエロ絵師のどじさんもいる(おおっぴらには自慢しないが)
- 本州と3本かかっている橋の中でJRが通っている瀬戸大橋が1番だという自負がある。
- むしろ採算とか心配。悪い狐も来てしまいそうだし
- 栗林公園の庭園は自慢だが、動物園はどうにかしてほしいと願っている。
- どうにかなってしまいましたな…(「栗林動物園」閉園へ-四国新聞社)。子沢山のナマケモノ夫妻はいずこへ
- 琴電の駅員の態度には敏感だ。
- そうか今は態度がアレなのか…
- 全国的に有名な徳島の阿波踊りとほぼ同時期にする、ほとんど知名度のない「高松まつり」は、開催日時について、再考の余地があると思う。
- 4県ともに対抗しすぎなんだな。協力しなきゃ
- 土産といえば、観音寺饅頭と志満秀えびせんだ。
- 「かまど」か「瓦せんべい」でしょう
- 県外出て「小豆島」を読めない人がいることに驚いたと、同時に知名度の低さが悲しかった。
- あずきしま、ではないのだよねぇ
- つい、道にタンを吐いてしまう。
- 県民性だったのか…
- ♪セ、はセレマのセ……冠婚葬祭セレマです~♪のCMソングが耳についている。
- いま脳裏でフルコーラス奏でた
- 『喜びも悲しみも幾歳月』と『二十四の瞳』のロケ地に行ったことがある。
- 行ってない
- うどんには一家言あるが、冷凍庫には加ト吉の冷凍うどんも完備している。
- あれはよくできている。遠隔地でも讃岐うどんの雰囲気を楽しめるので助かる
- セルフうどんのやり方を知らない県外の人がいるとつい自慢げに説明してしまう。
- 自慢しないけど、おもしろがってもらえるとうれしい
- 「四国4県を全部言え」というクイズがあると、いつも香川が最後まで出てこないのが悔しい。
- 妥当
- 鬼ヶ島と呼ばれる女木島という島があるが知名度のなさが悲しい。
- 吉備津彦神社には負ける
- ブルマーおばさんを知っている。
- なんじゃそらー(google[ブルマおばさん 香川])
- 日本一狭い県という事実は、自慢でもあるが同時に悔しくも感じている。
- 2番目の方がインパクトなくてくやしいと思う
- 「恐るべき讃岐うどん」シリーズを全巻持っている。
- 持っている。姉妹本も持っている。文庫も持っている
- あまりに多すぎるため池がじゃまだ。
- あれらを全部人が掘ったのかどうかが気になる
- だしは、イリコで取る。
- はらわたと頭を除くと丁寧
- TJかがわとナイスタウンを購読している。
- かがわというより「笑いの文化人講座」を愛読していた
- うどんに次ぐ郷土の誇りは、サヌカイト。
- そういや理化の教科書に載ってたなぁ
- 野球王国と言われているらしいが疑問を感じる、いや間違いだと思う。
- 監督を講演に招いても仕方ないと思う
- 歩いていて、人に追い越されると、この上なく腹が立つ。
- いや讃岐人歩くの別に速くないよ?
- うどんのトッピングは、ちくわの天ぷらが好きだ。
- 天かす(あげだま)と細ねぎとおろししょうがとごまが好きだ
- 道にゴミを捨てることに、あまり罪悪感がない。
- 県民性なの? ショック
- 大晦日は、年越しそばではなく年越しうどんが恒例である。
- 香川で正月を過ごしたことがないので違う(だからかよ!)
- そろそろうどん以外の名産品が欲しい。
- 大阪に山越大阪店ができるまで讃岐うどんを追求してほしい
2003年7月14日(月曜日)
Fireworks 経由でカスる人の数
風海れいさん(Leinwand 2003/01/11 (Sat)「1. スタイル」)と、keiさん(しゃれにならない日々。2003/07/13(Sun)「detail」)と、私(2003年1月11日(土曜日)「CSS制作」)と、あとたくさん(たぶん)。
Fireworks 段階では細部をほとんど作り込まず、ほぼ場当たりにてカススタイリングしておりますがいかんでしょうか。それにしても、スタイル作成時のサンプルに使ってる HTML があまりにもシンプルすぎるかもしれん。いや薄味なもんしか作れないのは決してそのせいではないけれども。
買った本(14日分)
天牛堺書店(大阪ローカル?)へ「陰陽師」の新刊を買いに行ったつもりが、案の定こんな結果に。
- 陰陽師 生成り姫
- 夢枕獏 文春文庫 ISBN:4167528096
- 巷説百物語
- 京極夏彦 角川文庫 ISBN:4043620020
- エビアンワンダー(2)
- おがきちか 少年画報社YKコミックス ISBN:4785922524
- Landreaall(1)
- おがきちか 一賽舎ZERO-SUMコミックス ISBN:4758050260
- 学園ノイズ(1)
- オオシマヒロユキ+猪原大介 一賽舎ZERO-SUMコミックス ISBN:4758050325
「エビアンワンダー」2巻は連載のきっかけになった読み切りを収録。主人公フレデリカが連載より露出多め & よりハード :p) 連載で読んでいても、書き下ろしの第13話のためだけに買ってもいいと思った。同じ作者の漫画はこれと「Landreaall」しか読んでいないのだが、“人間というもの”が何気なく描かれつつも、べたべたせず、生温かくなく、涼やかでさらりとしている。絵柄もそんな印象。水のような流れを感じる。
ところでちるくるさんの 京極サイズ
を見て思ったのだが、本の厚みを表すのに「京極」という単位はどうか。仮に1京極を2.5センチメートルとして実測してみると、紙が薄い文庫本で約700頁、紙が厚めの新書で約400頁といったところか。本を積み上げて高さを測り、2.5センチメートルで割る。例えば本日の私の買い物は3.8京極。どのぐらい読みでがあるか、なんとなくわかるかもしれない。…あ、漫画を混ぜちゃいけんけども。
…え。1京極は2.5センチどころではないですか。
2003年7月15日(火曜日)
塩焼きそば
焼きそばのそば玉を買って来た。ウスターソースっぽい気分でもないので、旨かったと聞いた 焼きそばソースを使わず、塩、コショウ、醤油を少々、レモン半分をギュ-っとしぼってかけて出来上がり
(koromamaの日記「頂きものパート2」)に近いものをカンで作ってみた。具はキクラゲ、牛薄切り肉、キャベツ。味付けは中華スープの素(味覇)、塩、こしょう、ガーリックパウダー、仕上げにレモン果汁。私はかなりレモンぶっかけたのが好きかも。
で、さっき気がついたんだけど、カンで作らなくたって「塩焼きそば」でググればいくらでもレシピがあったのだな…。
くしゃみ1回
今日の大阪は涼しかった。ネットワーク経由でよそのマシンのディレクトリを触っている最中に、くしゃみしたはずみで My Document を訳の分からんフォルダに放り込んでしまった。…ごみ箱でなくてホントによかった。
読書三昧
まだ読んでない本が6冊もあってしやわせ。しかし未読の本がふんだんにあると、勉強とか更新とかちーともはかどらなくて後ろめたい。
2003年7月19日(土曜日)
お初天神宵宮
今日は顧客の都合で急に出勤になった。腹いせに梅田の大巳で鰻食べてきてやった。さくさくでウマー。土用の丑にはまだ早いのでどうということもなかろうと思ったら、それでもやはり特別体制らしく、いつもはついてるデザートがないのだそうであった。
大巳はお初天神のすぐ近くにある。何やらお囃子が聞こえてくるので立ち寄ってみると、ちょうど夏祭りの宵宮だった。鉦と太鼓のお囃子に、横笛に合わせて練り歩く獅子舞に傘踊り、若衆6人による勇壮な大太鼓乱れ打ち。演じ手たちは若い。子供たちも踊りの列に参加して練り歩く。繁華街のど真ん中でこんなに祭らしい祭りが行われているとは、寡聞にして知らなかった。
帰るころにはお囃子を覚えてしまった。頭の中で勝手な歌詞がついてぐるぐる回っている。ごはんついでも、お茶をついでも、あなたのおなかにゃ足りやせぬ~うぅ ←なにそれ…
ほうむぺいぢ講座
朝日新聞土曜版「be」の「マニュアル不要」シリーズに、物議をかもしたアレがまた来た。
- ホームページ作ってみよう(中級)★★☆ 金もソフトも使わずに(2003年1月11日付 http://be.asahi.com/20030111/W17/0037.html)
- 夏休みホームページ作り(上)中級★★☆ まずは文字を書き込む(2003年7月19日付 http://be.asahi.com/20030719/W16/0033.html)
7月25日、8月2日にも載るらしい。解説を依頼された人物らは、HTML指導本の著作があるらしい(「<超簡単>ホームページパワーアップ術」サポートサイト http://www.kanki-pub.co.jp/Pages/powerup/)。ツッコみたい方は各自ツッコんでください。私は風呂入って寝ます。
あ、こんなとこにコソっと書きますけども「Web系メモ」に新スタ入れてマクアプとか散らばってた情報とか整理しますた。替えスタは色が変わるのと旧スタだけですので、全部試すとがっかりすることうけあいです。
2003年7月21日(月曜日)
メガネ度
腰痛もち友の会で話題沸騰(わらい)の@nifty:デイリーポータルZの週刊少年ヨシダ vol.12にて“メガネの度”ではなくて“メガネ度”をチェックされてみた。
美しくも麗しくメガネを扱うキミのメガネ度は「ビューティフルメガネ」だ! これからも華麗にメガネを着こなしていこうね!
び…びゅーちほーですか…。メガネのピンチとメガネのケンカには思わず画面に手を伸ばしそうになった、このへんが敗因(謎)なのか。
昨日買った本(20日分)
- 幽霊刑事
- 有栖川有栖 講談社文庫 ISBN:4062737876
- エンガッツィオ司令塔
- 筒井康隆 文春文庫 ISBN:4167181126
- カラスはどれほど賢いか
- 唐沢孝一 中公文庫 ISBN:4122042194
ほ乳類・大自然の物語
NHK総合「ほ乳類・大自然の物語」放映スケジュールをメモメモ。それぞれ23時00分~23時50分放映予定。
- 7月21日(月) 「勝者のデザイン」感動! ほ乳類をめぐる地球探検 / 卵を産むほ乳類 / 撮影成功、カモノハシの巣
- 7月22日(火) 「昆虫ハンター」2000万匹の群れを作るコウモリ・狩りは3000メートル上空 / 砂漠のモグラ / アリクイ
- 7月23日(水) 「植物との闘い」毒のある木の葉を食べて暮らすアメリカバク / 鋭いトゲのある草を食べるヌー
- 7月24日(木) 「鋭い歯を武器に」子供の数の増加を防ぐマーモット / 精密なダムを作り食糧を確保するビーバー
- 7月25日(金) 「狩りの名手たち」効率よく食糧を確保しているハイエナ / 水の中で獲物を捕まえるヤブイヌ
- 7月28日(月) 「雑食でサバイバル」冬眠の前に手当たり次第に食べるヒグマ / コウモリを食べるスカンク / 都会に住むアライグマ
- 7月29日(火) 水中を住みかに」ほとんどの時間を食べることに費やしているラッコ / ガンジスカワイルカ
- 7月30日(水) 「木の上のアスリート」力強い前足で木に登るマレーグマ / 尾使い木から木へウーリーモンキー
- 7月31日(木) 「群れのルール」虫よけや殺菌作用のある葉を体にこすりつけ寄生虫や感染症から身を守るサル
- 8月1日(金) 「サルからヒトへ」10年一緒に暮らすオランウータン親子 / 人をまねる
2003年7月22日(火曜日)
「みんなのウェブ」リニューアル
本日、「みんなのウェブ」が、アクセシブルサイト・コンテストのオリジナル作品の部 最優秀賞に沿ってリニューアルされたモヨー。xhtml1.0 になった。(リストに見えるナビが実は段落なのはなんでだろー…)
2003年7月23日(水曜日)
富士通 WebInspector 2.0 配布開始
アクセシビリティ関連のニュース・イベント(KeiYu HelpLab)経由。富士通が、「富士通ウェブ・アクセシビリティ指針」のうち19項目について簡単にチェックできるアプリケーション「WebInspector 2.0」の無償ダウンロードを開始している。
えっとえっと。del は一律エラーですか。音声ブラウザで通常のテキストと区別がつかない(NN4.x もだったような)からという考え方らしいけども、区別がつかなくても意味が伝わるように注意して使用していますが何か。取り消された情報であることを正しくマークアップすることには意味があると思うのだがどうか。その他のツッコミどころは各自導入して動かしてみてのお楽しみということでひとつ。
そうそう、どうやら外部スタイルシートを感知してくれないくさいのはマヂで困ったものだ。文字サイズ絶対値固定、行間固定、狭すぎる行間、背景とテキストの色の組み合わせの可読性、このあたりがチェックできない。少数派の色覚タイプや白内障の場合の可読性をチェックしてくれるのが画期的らしいので、残念なことだ。外部スタイルシートで指定したテキスト色・背景色については、単独でも動く付属アプリケーション「ColorSelector」で手動チェックしてみた。背景色と文字色を自由に組み合わせて、可読性をチェックできる(ColorSelector 操作画面)。これはいいかも。最終チェックではなくて制作中に使おう。優秀カラーピッカーと一体化してくれたら最強。
2003年7月25日(金曜日)
ホームページのCSSを変更
あ、ブラウザを起動したときに表示されるページのほうの“ホームページ”の話ですが。当家はいまだダイヤルアップゆえ、ローカルに置いてある自作ファイルをホームページに設定してある。検索サイトはツールバーから使うし。マシン内のよく更新するコンテンツや、しょっちゅうチェックする Web ページのリンク集になっている。要はブックマークを使いこなせてない・整理できてないせいなのだが。
どうも最近分量がボーダイになってきて、一画面で表示しきれなくなった。で、昨日、サイトで使用中の段組用 CSS を持ってきて適用した。ところがまともな段組にならない。float しなかったり、折り返しがずれたり、謎々なことになる。マクアプと CSS の両面から小一時間格闘したのだが、改善できず投げ出してしもうた。
試しに借りてみている cafenet.jp の鯖を相手に .htaccess で悩んだり、慣れない CGI の設置を練習したりで既に脳髄が疲労困憊していて、早くに寝付いてしまった。NHK 総合の「ほ乳類・大自然の物語」も半分寝ながら観た。せっかく齧歯類の回だったのに勿体無いことをした。
で、今日もっかい見直したらなんとかなった(ホームページのキャプチャ画像)。単なるマクアプ間違いですた。かっくん。
2003年7月26日(土曜日)
続・ほうむぺいぢ講座
お待ちかね、朝日新聞土曜版「be」の「マニュアル不要」シリーズの時間ですよー(ヤケ)。
- 夏休みホームページ作り(中)中級★★☆ 今週は画像を張ります(2003年7月26日付 http://be.asahi.com/20030726/W16/0033.html)
辛うじて img 要素に alt 属性をつけるのがルールであることは書いてある。alt 属性で必ず引用符を省略するのはなんでだろー。画像のサイズの指定を省略した場合の弊害をものすごくわかりにくく(つか、これじゃわからん)書いてあるのは、ある意味ほほえましいと言えなくもないかもしれない。その他のツッコミどころは紙面か asahi.com をご覧になってください。
asahi.com の HTML 制作者さん、この記事の内容をどう思ってるのかな。なんとも思わずに作業してたらこわいな。それとも自動化されてて Web の知識のある人の目には触れないのかな。ところで、本来半角でなくてはならない文字が、紙面が縦組み故に全角になってるところは、Web ページに載せるときには半角にすべきでは。弊社で印刷物を HTML 化するときはこれ常識。つか、なんで横組みしないのか謎。
「白紙の状態の初心者に一から教える」というおいしい部分だけ取って、「基本的知識に欠けるので手厚くフォローする」という面倒な部分を怠ると、せっかくの情報も屑どころか毒の垂れ流しに堕するなぁ、とこれは仕事上での自戒を込めて。私はものを教えるのが致命的に下手なので、難しすぎてダメ!と初心者を震え上がらせてしまうことが往々にしてある。後進を育てなきゃいかん年齢になってるのに申し訳ないことだ。
2003年7月27日(日曜日)
疲れる夢
県境の山脈をロープウェイ2本乗り継いで越えて、海のそばの街で降りた。降りたところで、靴を最初の駅に忘れたことに気がついて呆然とする。あの実用新案申請中とやらの怪しげな発明品ばかりを扱っている物売りの群れや、テンションの高すぎる徘徊車掌らの間を抜けて、また5両編成の長い長いロープウェイに乗らなくてはならないのだろうか。乗り物の中が土足禁止なんて誰が決めたんだろう、と天を仰ぐ。いまにも雨が降り出しそうな低い雲。疲れる夢だった。
夢によく出てくる場所というのがないだろうか。私はこの長大なロープウェイの終着駅のある海辺の街や、ホバークラフトと水上飛行機も発着する空港や、代々の鉄道好きの市長が無計画に交通網を整備したおかげで(みんな自宅の前に駅や操車場を作りたがったのだ)いまひとつ乗り継ぎの悪い都市や、水上路線バスを走らせるために開発した可動式の水車とはね橋が名物の田園都市を、よく夢でさまよう。書き出してみて気がついたが、乗り物のことばかり覚えている。
食べる
小玉西瓜を切り分けて、フクロモモンガといっしょに食べる。種は洗ってゼブラマウスとスナネズミに。フクロモモンガが食べ残した西瓜に蚊が止まっている。腹がオクラ型にふくらんで、向こうが透けて見える。弱っていたインディアンレッドテールキャット(鯰)が餌を食べているのを久しぶりに見る。太ってきたし、採餌行動もしっかりしたものだ。もう大丈夫だろう。
私も何かちゃんとしたものを食べよう。
2003年7月28日(月曜日)
トイレ使用禁止
明日、このアパートの下水設備を清掃修理するのだそうだ。ついては朝から夕刻までトイレ使用禁止なのだそうだ。…私は会社に行くけどさ、終日家にいるヒトはどうするんだろー。考えただけでトイレ行きたくなってきた。
2003年7月31日(木曜日)
CGI 入門中
試用中の鯖に置いてみたアクセス解析がどうやら動くらしいので入れ替えあげ。他所様の CSS 書いたり CGI が動かなくて天を仰いだりと水面下で活動中。
トイレの 40W 電球
現住地のアパートに入居して以来、初めてトイレの電球が切れた。もともと入っていたのと同じワット数、40W のものを買い求めてきて点灯してみた。…あ、明るッ!! 私これから毎日、余すところなく全てを照らし出すこの白光のもとで、尻まくってしゃがむのですか…。
読書が進みそうです。←進めるな。↑つか、今どき和式。
印刷とカラーバリアフリー
ここまでのあらすじ。某市の市議会で広報紙のカラーバリアフリーへの取り組みについての質問が出た。困った広報担当課員は、何をどうすればいいのか印刷屋に訊いてみることにした。印刷屋のえらいひとは、よくわからないので DTP エキスパートな妙齢のディレクタに訊いてみた。ディレクタの横にはたまたま犬(略)が坐っていた。今日の使命は印刷におけるカラーバリアフリーについてぐぐりまくることらしいです。
長いこと真っ白な Google の画面を見つめたあとで、ユーザ設定の色にすればいいと思い出した。目がしみる…。そして検索方法が拙いのか、目新しい情報はあまり見つけられなかった。
- 色覚について知る
- 色盲の人にもわかるバリアフリープレゼンテーション法
- 秀潤社「月刊 細胞工学」2002年7月号~9月号 色覚の多様性と色覚バリアフリーなプレゼンテーション
- 取り組み事例
- 東京都印刷工業組合墨田支部発行の小冊子『色覚バリアフリーの手引き』(東京新聞)
- 《静岡県の取り組み》わかりやすい印刷物のつくり方
- 色覚シミュレーター
- VisCheck PhotoShopプラグイン版なら、Illustratorで作成したラフの段階で CMYK 色のチェックができるだろうか?
自戒というかあらかじめ釘。伝えるべきなのは、「このエリアの色は赤である」ことではなく、「このエリア内の催事は有料である」「このエリアは立ち入り禁止区域を表す」といった情報だ。色と色の境目に白場を残す、凡例だけでなく図にも文字で説明を入れるなど、色に頼らず情報を伝える有効な方法はいくらでもある。広報紙の場合、モノクロにしても情報が伝わるぐらいを目指してもいいと思う。某市広報紙は現にモノクロの大字版を発行している。単純にモノクロに変換するだけですむなら、大字版の制作も楽になる。
で、印刷屋がこれらを心がけるとして、自治体の広報紙担当者ひとりひとりがカラーバリアフリーの考え方を理解し、考えなしにデザインに茶々を入れないようになってくれるのかな?
ついでにAnother朝顔日記経由で「地方公共団体におけるウェブアクセシビリティ向上の取り組みに関する調査 結果概要」(みんなのウェブ)、「XMLパブリッシングと印刷会社」(JAGAT)もメモ。明日も暇くさいのでディレクタといっしょにツッコんだり対策を練ったりできるといいな。