薄紅の薔薇が咲き誇る。筈だった
ロージィテトラ。美しい名前だ。ボリュームのある菱形のボディはまさに薔薇色に染まり、ひれには赤や白のアクセントが乗る、これまたすばらしいデザインの魚。幼魚は地味な灰桃色なのだが、大事に仕上げればカタログに載っているような極上個体に育つはず! と期待して導入したものだ。
数ヶ月が経ち、ロージィたちは巨大な灰桃色の魚に育ちました。ちゃんちゃん。
せめて絵でだけでも美しく、と心がけたのがこの絵。バラやらチャイナドレスのねーちゃんやら散りばめて目くらまししてみた。この頃、主線にウルトラマリンの耐水性インクを使用するのが気に入ってたみたい。特に効果はあったのか不明。あと脂びれ描き忘れてます。初代スキャナでスキャンしたので再現性極めて低し。
- 制作日
- 1999
- 画材
- Gペン、耐水カラーインク、水彩絵の具、ミューズコットン紙
- 掲載物
- 楽しい熱帯魚 1999年5月号
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