舞い散る枯葉のごとく。
全体の色柄は調子の上がったチョコグラ、体型はクロコダイルフィッシュ+リーフフィッシュ÷2、か? 見かけは説明に困るのだが、ぼへーっと水面近くに浮かぶ姿、くりくり動くティアドロップアイズ、餌を食べるときににょ~んと伸びる口、普通の胸びれの先にさらに伸びる“前足”など、私にとっては極めて印象強い魚種。でも2回チャレンジして2回とも長期飼育できなかった、悲しい思い出の魚種でもある。
クテノプス・ノビリスとはこんな魚…って自分の著作を引用してどうする。枯葉のような魚だからって、木の葉隠れの忍者娘と組み合わせて描いてみたのだが、下書きができた段階でノビちゃんたちは相次いでお亡くなりになってしまった。悲しくて色を入れる気になれずうっちゃっておいたのだが、そうこうするうちにパソコンを買い替えてPhotoshopなぞ導入したので、いっちょ供養も兼ねて練習台にしてみたのがこの絵。いろいろ舞い上がってますね :p)
- 制作日
- 2000
- 画材
- Gペン、Photoshop6.0
- 掲載物
- 楽しい熱帯魚 2001年4月号
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