地味めでキュートなこわがりさん。
スズメは里の鳥だ。人がいないところにはほとんどいない。食料の多くを水田に頼っているからだろうか。秋の実った稲穂を食べると思われるかもしれないが、夏の間は稲の害虫を大量に退治してくれているはずだ。
ヨーロッパイエスズメは臆さない性質で、公園では人の手から餌をもらったりするらしいが、日本のスズメはシャイでこわがりさん。それでも、昔話に「親の死に目に会うために急いでいて、慌てておはぐろをつけそこねた」と語られる、黒いほっぺの日本のスズメが好き。
- 制作日
- 2002-06-11
- 画材
- Gペン、Photoshop6.0
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