1日目(2001年8月11日)

帰省直前に生まれちゃったの画像

るりだがずいぶん太ってきたとは感じていたのだが、こりゃ妊娠に間違いないなと確信してからたった1日で出産に至った。まだまだである。

何が気に入らないのか木製の小屋を放棄したるりだちゃん。牧草を1本ずつ軟らかく噛んだものをこんもりと盛り上げ、そこに穴を掘って立派な巣にした。野生でもこんな感じなのだろう。旦那さんのぐりまくんも同居のままなのだが、どうやら巣には入れてもらえないらしく、回し車の中で暮らしている。家庭内単身赴任である。しかしたまにるりだちゃんが巣から出てくると、毛づくろいやら熱烈なちゅーやらしあって、仲良くしているみたい。

そして生まれたゼブラっ子たち、今度は6尾である。牧草に埋もれてて様子がわかりづらいのだが、今回は極力そっとしておく方針で育児を見守ろうと思う。いや帰省しちゃうんで、嫌でもほっとかざるを得ないんだけど。

6日目(2001年8月16日)

減ってる?の画像

はい、帰省から戻りました。なんか5尾になってるんですけどー。でもみんな元気。パパと同居も今のところ問題ないみたい。ケージの左奥にるりだママとゼブラっ子、右奥にぐりまパパが陣取って住み分けている。るりだはほとんどの時間子供をかまっているので、パパは大きい回し車をほぼ独占できてごきげん。餌の減りはものすごく早い。いつもの2倍量入れておいても、きれいに平らげてしまう。母体の滋養強壮のため、カスタムラックスとミルワームも与える。

9日目(2001年8月19日)

スケールつきの画像

おなじみスケール付きゼブラっ子。ただいま5~6cmといったところか。もうジャンプするは這い回るはなので、手でしっかとガードしないと逃がしてしまいそうだ。カスタムラックスに口をつけはじめた。

14日目(2001年8月20日)

わらわらわらの画像

掃除のために巣材をどけたら、わらわらわらわら…。あ、義理ママったら「背中に筋のある巨大ナメクジの大群が石の下から逃げ出すところ」を想像しちゃったぁ。ぞぞ~。成獣の毛は割と硬くてぱさぱさした印象なのですが、子どもの毛並みはつるつるぴかぴかなので、一歩間違えるとぬるりとした感じ。

14日目(2001年8月24日)

…で、どうやって回すつもり?の画像

突然ぐりまパパが子育てに参戦! なのかどうかはようわからんのだが、ぐりまが回し車に牧草を運び込んでいるなと思ったら、ゼブラっ子たちが中ですっかりくつろいでいた。パパもいっしょに入って、わが子たちに毛づくろいしてやっている。同居大成功かも :-) できればこのまま雄の子どもと同居し続けてくれると、ケージが少なくて済むのだが。

15日目(2001年8月25日)

ちまちま食べるの画像

ぼちぼち小鳥用シードを食べ始めた。ちっちゃなタネの粒をちっちゃな両手で持って、ちまちまちまちま齧る。ちゃんと皮を残すのがエライ。しかし小鳥用シードは親も好物なので、うかうかしてると全部食べられちゃう。苦肉の策として、子どもらのたまり場にぶわーっとぶちまけてやった。ちまちまちまちまひろって齧って、なんとかお腹を満たしてるみたい。がんばれ~。

16日目(2001年8月26日)

今からおひっこしの画像

魚の形の陶器の灰皿を餌入れにしているのだが、やっぱり中に入るのね。るりだママが入るとあふれそうだけど、子どもらは中で暮らせそうだわ。

17日目+1日目(2001年8月27日)

2世代べいべーずの画像

しまったぁ! めでたく3度目の繁殖、5匹出産です。夫婦一緒の子育てを見ようと、ぐりまパパを一緒にしておいたのが原因。あたりまえの結果ではありますが。妊娠周期20日ぐらいと聞いているので、前回の出産直後に追い掛けしたものと思われます。やるなぐりまパパ。

そして写真は、るりだが縮んだのでも、異常にデカイ赤ちゃんがうまれたのでもなく、17日齢違いの兄弟が並んだところ。17日前こんなだったのか…。そして17日後、こんなのが10匹になるのね。現在の頭数15ゼブラ(汗)

18日目+2日目(2001年9月1日)

父ひとり、子ひとり…の画像

新生児をかかえたるりだママが豹変。突然夫と大きい子ども達を追い回し始めた。かわいそうに大きい子どもらはパニックを起こしてぴょんぴょん飛び回り、ケージの天井に頭をぶつけるは回し車の中で疾走するはの大騒ぎ。仕方ないので、パパと大きい子ども達はプラケースと小鳥用ケージに分かれて避難してもらった。プラケが狭いので、子どもを1匹だけパパにあずけてみたら、ぴったりくっついて仲むつまじいったら。はぁ、小動物用ミルクの出番がやってきてしまったわ…。

19日目+3日目(2001年9月2日)

父と息子の別居家族の画像

ぐりまパパ、存外面倒見がよいのである。子どもが背中に乗っても怒りもせず、毛づくろいしてやったりしていい感じなのだ。で、子ども5匹全員預けてみました。どれがパパやらわからんぐらいぴったりくっついて、仲がいいことこの上ない。群れで暮らしているという野生でもこんな感じなのかな。下の子が生まれたとたん邪険になるママ、おびえる上の子たち、かばうパパ。ともあれぐりまパパ、ママに代わってがむばってくれい。しかしパパは育児疲れかややグロッキー気味で毛艶がない。耐えるんだパパ! ファイトだパパ!

その後の顛末

3回目出産の子どもたちをママと同居させていたのですが、33日目(10月4日)にしてママぶち切れ。同居していた子どもらを追い回しはじめたのです。子どもらはパニックを起こしてケージに鼻っ面をぶつけて擦り傷を作ってしまいました。群で暮らすという情報があるので大丈夫と思っていたのですが、子離れの時期はやはりあるのでしょうか。

とりあえず子どもらを別ケージに分けたところ、親がいなけりゃ家族でもなんでもねーよ!とでも言わんばかりに大喧嘩。すぐさま個別飼いに突入しました(泣)

パパと男の子たちは、みっちりくっついて平和で男くさい日々を送っています。家族単位の群を飼いたいという希望は、この男だらけのケージでなんとか叶いました。互いにグルーミングしあったり、男同士でちゅーしあったり、回し車で押しのけあったりする行動が見られて面白いものです。