草原のオトメ。

カヤノヒメ(画像)

古事記にも登場する草原の女神、草野姫(かやのひめ)。別名の「のづち」のほうが有名だろう。ただし、得体の知れないズンベラボーな妖怪として。きっと、草の海のまっただなかで何かががさがさと音を立てながら近づいてくる、そして不意にぴたりと止まってこちらを窺っているような―こんな経験の恐怖心が生んだ神なのだろう。

でも得体が知れないからってそんなに気味悪がらなくても~。というわけで、キツネのような犬のようないきものにしてみました。ヒトにするとこんな感じ。ねっ、怖くないでしょ。

死霊使い?のタケルの左腕に憑いていて、血を消費して実体化。このおんなのこスタイルと、白犬スタイルの2つの姿を選べるが、本人の好みで勝手に選んでくれるのでたまに困る。タケルlove!なので、言霊使いなんかに召喚されると怒る。「なによぅ、精霊体ってかわいくないしタケルになでてもらえないのにぃ」ってあんたねえ。タケルが出血多量でへろへろのときに呼び出されて、自慢の黒髪が短くなってしまったが「ううん、タケルの血でできてるからうれしいんだ」。あーもうごちそうさま。

制作日
2001-04-30
画材
Gペン、Photoshop6.0

character data

名前
草野姫 / Kayano-hime
シリーズ
Bloody Hounds-next 「言霊使いカネタゴロー」

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